なりきり100の質問 五河編
1.あなたの名前を教えてください
河:河合郁人でーっす!
五:五関晃一です。
河:晃一っていい名前だよねー。
五:そう?
河:だって王子様な名前じゃん!
五:は?なにが。
河:「こういち」って言ったら、ほら、自然と。
五:うわ単純・・・や、どうもどうも。
河:あっ今超呆れたでしょ。
五:そういうお前の名前もいいんじゃない?
河:あ、そう?
五:名前だけは芸能人っぽい。
河:だけってなに!
2.年齢は?
河:19歳です。あとちょっと!
五:21歳です。・・・あとちょっとって何が?
河:大人の階段!
五:ふーん。大人になりたいんだ?
河:や、そりゃあねー。なんか色々変わる気がするし。
五:いや別にあと一年経ったって絶対変わんないと思うよお前。
河:夢くらい見させてよ!
3.性別は?
河:全力で男でーす。
五:見ればわかると思うけど。
4.貴方の性格は?
河:うーん・・・明るい?あとよく喋るとか。意外とちょっと小心者かも・・・。
五:全然意外じゃないよ。
河:なんだよー。どういう意味?
五:意外でもなんでもなくビビリじゃんて言ってんの。
河:ほっとけよ!
五:あー、俺はシャイかな。すごくシャイ。あと真面目です。
河:よく言うよこの人・・・。
五:は?なに?何か不満でもあるの?間違ってる?
河:いや、間違ってはいないけどさー・・・確かにシャイだし真面目だけどさー・・・。なんか釈然としない。
五:あっそ。別にどう思われてもいいけど?
河:ずるいなーそのかわし方!
5.相手の性格は?
河:えー?うーん・・・澄ました顔してちょっとヘン。
五:おい。なんだよそれ。
河:いや、ヘンっていうかね?クールに見せかけて崩れると凄いしさー。基本ツッコミのくせにたまに異常にボケるしさー。
五:それのどこが変なんだよ。
河:え、そう真正面から反論されるとアレなんだけど。・・・あ、あれだ!
五:なに。
河:実はすげーかっこつけ!これだ!
五:お前にだけは言われたくないから、それ。
河:俺のと五関くんのは種類が違うよ。
五:ふーん?そういうお前はとりあえず、まず一にバカ。二にバカ。
河:ちょっとちょっと!三四がなくて五にバカとか言うんでしょ!
五:いや、三も四もバカだよ。
河:ひでー・・・。
五:・・・で、五は愛されたがり。六は寂しがり。
河:・・・・・・五関くんにいっこ追加。
五:なに?
河:意外と恥ずかしい・・・。
五:そりゃどーも。
6.二人の出会いはいつ?どこで?
河:えーと、たぶん俺が事務所入って初めて先輩のバックについた時かな?
五:そうだね。
河:五関くんはその時からもう結構前の方にいてさー、ちっちゃいのにダンスめっちゃ上手くてね、かっこよかった!
五:ちっちゃいは余計。
河:だってちっちゃかったよー。
五:お前もだろ。ついでにお前はその時からありえないくらい騒がしかった。
河:子供なんだからいいじゃん。
五:声はでかいし生意気だし鬱陶しいし。
河:え、なに、俺もしかして当時嫌われてた系?
五:やたらと目につく子供だったってことだよ。
河:えー・・・それって、その時から気になってたとかー?もしかしてっ。
五:そうだけど?
河:・・・・・・想定外。
五:あれ、言ってなかったっけ?
河:聞いてねーよ!ていうか今までわざと言わなかっただろ!
五:今聞けただけでもよかったじゃん。
河:なにその理屈・・・納得いかねー・・・。
7.相手の第一印象は?
河:ちっちゃい!
五:繰り返すけどお前には言われたくないから。
河:しょうがないじゃん第一印象だもん。でも第二印象は格好いいだったよ?
五:あっそ。お前は、生意気そうな子供。
河:うん、それは想定内。ていうかまず確実に言われるし。
五:だろうね。たぶん顔立ちと喋り方のせいなんだろうけど。
河:ねー。自分ではそんなつもりないんだけどなー・・・。
五:生意気っていうよりむしろビビリだしね。
河:ビビリばっか強調しないでよ!
8.相手のどんなところが好き?
河:全部好きだよー。
五:はいはいどうもどうも。
河:うーわ超投げやり。
五:だって全部って一番NGの回答だよお前。
河:えー・・・じゃあ、いっこ挙げるならー・・・。
五:なら?
河:んー、俺を見捨てないでいてくれるとこ。
五:・・・なにそれ。
河:なにそれって、だからー、いっこ挙げるとするとね?
五:・・・お前って、たまにむかつくよね。
河:ええっ!なにそれ!こわっ!
五:お前はさりげに愛が足りないよ。
河:うっそ!俺こんなにも五関くんを愛してるのに!
五:あー・・・めんどくせ。もういいや。
河:ちょ、ちょっとー、なに機嫌悪くすんのー?
五:お前の好きなとこはー、そういうバカなとこかなー。
河:うわーますます投げやりに・・・。
五:バカみたいに俺でいっぱいなとこ。
河:あ・・・あー、うん・・・そうねー?
五:図星つかれると途端に大人しくなって照れるとこもいいんじゃない?
河:ううう・・・。
9.相手のどんなところが嫌い?
河:嫌いなとこかー・・・。
五:どうぞはっきり言ってください?
河:あーうん・・・めんどくさがりなとこ、とか?
五:リアルなとこきたな。・・・それは自分でもちょっと思うけど。
河:や、あのー、なんていうか、めんどくさがって、本音言ってくれない時とかさ、あるじゃん、たまに。
五:・・・ああ、そういうことか。
河:うん・・・まぁ、しょうがないとこもあるだろうけどね、やっぱ色々ぶつけてほしいなーとか思うし・・・。
五:・・・でもそれは、別にめんどくさがりだからじゃないけどね。
河:え?
五:いや?じゃあ、以後気をつけます、ってことで。
河:あー、うん。
五:お前の嫌いなとこは、バカなとこ。
河:さっき好きって言ったじゃん!
五:好きと嫌いは表裏一体なんだよ。
河:なんだよそれ、俺はどう反応すればいいの。
五:余計なことを考えないバカさならいいよ。
河:・・・難しいこと言わないでよ。
五:だろうね。だからまぁ、直せとは言わないけど。
河:なんかひっかかるなー・・・。
五:いずれ俺が無理矢理直してやるから。
河:え、なんかこわっ。
五:怖くない怖くない。痛くしないから。
河:えええーますますこえー!
10.貴方と相手の相性はいいと思う?
河:相性・・・ツッコミとボケって意味ならいいんじゃないかなー。
五:誰もそういうのは訊いてないだろ。
河:あ、やっぱり。
五:まぁ、意外と合うんじゃないの?
河:あはっ、だよねー。周りには不思議がられるけどね。
五:人は自分にないものを求めるもんだから。
河:五関くん、俺みたいになりたいの?
五:いや絶対なりたくない。
河:矛盾してない?
五:してないよ。だから一緒にいるんだろ。
11.相手のことを何で呼んでる?
河:五関くん!あとたまにごっちとか。
五:何回か晃一って呼ばれた記憶があるんだけど。
河:うそっ!えっ、いつ?恐れ多い!
五:何が恐れ多いんだよ。
河:ええー、だって五関くん呼び捨てとかさー。
五:他の奴にはしてるじゃん。
河:いやまぁ、そうなんだけど、五関くんはやっぱ五関くんだし、限界でごっちくらいていうか。
五:ふーん・・・なんか凄い距離を感じるよね。
河:えっ、なに、じゃあ五関くん、晃一って呼ばれたいのっ?
五:たまにはいいんじゃない?
河:マジでー・・・うーん、じゃあ、たまに呼んでみる・・・。
五:俺は基本的に河合。たまに郁人。ふみきゅんはない。
河:ないやつはいちいち言わなくていいよ!
五:だってお前、いちいちその呼び方推すからさ、おかしくて。
河:やめてよ改めて言われると恥ずかしくなるから!あれは勢いが大事なの!
五:まぁいいんじゃない?ファンの子とか、あとジュニアにも結構浸透してるみたいだし。
12.相手に何て呼ばれたい?
河:んー、特に今ので不満はないしなー。
五:ふみきゅんて呼ばれたくないの?
河:それしつこいよ!ていうか別に五関くんに呼んでほしいとかないからっ。
五:そう言われると呼びたくなるね。
河:いいよいいよいらないよ。
五:照れなくてもいいよふみきゅん。
河:やーめーてー!ちょ、五関くんっ。五関くんはっ?
五:俺?
河:なんて呼ばれたいのっ?
五:あー・・・・・・そうだなー、晃ちゃん、とかー。
河:・・・・・・それは本気で言ってんの?
五:いや冗談だけど。
河:真面目に答えてくださいよ。
五:あーじゃあなんでもいい。
河:途端に素で答えないで!
五:なんだよどっちがいいんだよ。
河:もういいよじゃあ晃ちゃんね晃ちゃん。
五:なにふみきゅん。
河:・・・うわ俺らいてー。
13.相手を動物に例えたら何?
河:動物・・・?えー・・・?
五:なんかないの?
河:難しいなー・・・そもそも五関くんあんま動物っぽさが・・・・・・あっ、そうだ、白クマ!
五:・・・ちなみにどこらへんが?
河:あのー、まず色白じゃん?
五:それだけ?
河:いやっ、あのね、正確に言うとね、こないだ家具屋さんで見かけた白クマのぬいぐるみがね、すげー似てたの!
五:へー・・・。
河:目の感じとかマジそっくりで!
五:自分で見てないからなんか微妙なんだけど。
河:今度買ってきてあげるよ!
五:自分に似てるぬいぐるみ貰ってもなー。
河:じゃあ買ってうちに置いとくー。マジ似てるからっ。
五:・・・ふーん?俺に似てるぬいぐるみ置いとくんだ。
河:え、なんか俺まずいこと言った?
五:いや、それと一緒に寝たりしたら面白いなと思っただけ。
河:寝っ・・・!お、俺っ、さすがにそこまで乙女思考じゃないから・・・!藤ヶ谷じゃあるまいし・・・!
五:別に寝てもいいけど?
河:許可されてもしないよ!
五:あっそ。・・・お前はなんだろ、まず中身は完全に犬。
河:あ、よく言われまーす。
五:でも外見は犬じゃないな・・・猫?・・・それもちょっと違うかな。なんかもっとこう、獰猛そうな奴。
河:ちょ、獰猛そうって・・・俺、そんな怖そうに見える?
五:怖そうっていうか、黙ってればいいのに、っていう意味でだよ。
河:どっちにしろあんま喜べないんですけど・・・。
五:俺としては褒めてるつもりなんだけどね。
河:どこがー。
五:キラキラしてていいってこと。
河:きらきら・・・?
五:そう、その目とかね。
河:そうなんだー・・・。
五:ま、自分じゃわかんないだろうけど。
14.相手にプレゼントをあげるとしたら何をあげる?
河:えー難しいなー。
五:何くれんの?
河:五関くんなに欲しい?
五:そういうのは俺が言ったら意味ないだろ。
河:いやだって、やっぱ欲しいもんの方がいいかなーとか。
五:じゃあなんでもいい。
河:またそれだよ・・・。
五:そこはお前が考えるとこだって言ってんの。
河:んんー・・・じゃあ、一緒に買いにいく!
五:それあんま変わらないんじゃ・・・。
河:なんかそれのが楽しそうだなーって。
五:まぁいいけど。じゃあ俺は、なんかご飯食べに連れてってやるかな。
河:あーいいねー。俺、一回連れてってもらったあそこのラーメンまた食べたい!
五:・・・お前どんだけ安上がりなんだよ。
河:えー?いいじゃんおいしかったもん。
五:食わせ甲斐のない奴。
15.プレゼントをもらうとしたら何がほしい?
河:んー、欲しいものは色々あるけど、プレゼントとなると・・・やっぱご飯がいいかなぁ。
五:やっぱラーメン?
河:そうだねー・・・あ、でも今ならモス食べたい!
五:さらに安上がりになってるんだけどお前・・・。
河:いやモス結構高いよ?リッチだよ?あの、しかもちょっと高めのアレ食べたいの!
五:・・・もういいや。はいはい、モスね。了解しました。
河:えーなんか投げやり!
五:投げやりにもなるよ。・・・ほんと、色々とやり甲斐のない奴。
河:五関くんはー?
五:バカじゃない河合。
河:ええっ?
五:プレゼントにモスが食べたいとか言わない河合。
河:なにそれどういう意味っ。モスダメなのっ?
五:・・・まぁ、貰えるもんなら苦労はしないんだけどね。
河:意味わかんね!
五:判ってやってるんなら殴るよ。
16.相手に対して不満はある?それはどんなこと?
河:あー、なんかさっきとかぶるけど、めんどくさがりなとことか?
五:すいませんね。
河:俺そんなにめんどうなのかなーとか、ちょっと、思っちゃうしね。
五:お前がめんどうとは言ってないだろ。
河:でもたまにそんな感じするもん。
五:・・・感じるんだ?
河:うん。でも正確に言うと、それ自体が不満ってよりは、それならそうとはっきり言ってくれればいいのに、って方が不満かな。
五:お前めんどくさいよ、って言ってほしいの?
河:言われなきゃ俺わかんないもん。
五:・・・わかんなくていいよ、そんなの。
河:でもさー・・・。
五:いいから。・・・お前は、見えない部分でへこみやすかったり、見えない部分で後ろ向きだったり、わかりやすいくせにわかりにくい部分が嫌。
河:あー・・・そう、かなー・・・?
五:意外と自覚はあるんだろうけど?
河:・・・ノーコメント。
五:別にいいけど。
17.貴方の癖って何?
河:すぐはだけちゃう、とか?
五:お前のそれは本当にひどいよ。
河:そんなしみじみ言わないでよ。
五:そんなにいい身体でもないくせに。
河:あっひどい!
五:俺はなんだろ・・・黙って立ってると自然と腕組んでるとか、かな。
河:あー五関くんあるね。なんか妙にダンディなポーズで聞いてるよね。
五:ダンディか?
河:喋んないから余計にそう見えんの。
五:それはさりげにMC参加しろよっていうイヤミ?
河:イヤミとか言ってないよ!ていうかそういや、あんま喋んないけどしょっちゅう大笑いしてるから、そんなにダンディでもなかった。
五:それはそれで微妙。
18.相手の癖って何?
河:すぐ「いいんじゃない?」って言う。これすごい頻度だよマジで。
五:あー、それはなんとなく自分でも思う。
河:五関くんの投げやりな態度をよく表してるよね。
五:なんかさっきから喧嘩腰だね?河合くん?
河:違うし!事実じゃん!
五:そういうお前はすぐ人にベタベタすんのが癖。
河:それって癖なの?
五:癖だよ。意識してやってるわけじゃないんだから。
河:でも誰にでもってわけじゃないよ?
五:お前が好きな奴ってことだろ。
河:そうそう、ベタベタして楽しいし構ってくれる感じの奴じゃないと。
五:そういう理屈で考えると、俺は好かれてないし楽しくないし構ってくれないってことになるね。
河:えー!いきなりなに!
五:だってお前俺のとこは来ないじゃん。
河:いや五関くんとこ行っても!そもそも鬱陶しがるでしょ!
五:うん、まぁ。でもそうじゃなくてもどうせ来ないだろ。
河:いやそんなことは・・・・・・ていうか五関くんは、そういうのとは、違うし。
五:どう違うんだか。
19.相手のすること(癖など)でされて嫌なことは?
河:すぐ投げやりなこと言う。
五:だから投げてるわけじゃないって。聞こえ方の問題。
河:いや投げてるよ!既にさっきから!
五:お前に言ってもしょうがないから言わないだけ。
河:それがむかつくの!
五:・・・でもお前、俺が思ってること本気で全部言ったら困ると思うけど?
河:な、なにそれ・・・軽い脅しじゃん・・・。
五:いいんだよ。なんでもかんでも言えばいいってもんじゃない。
河:・・・結局上手いこと誤魔化されてるよね、絶対。
五:あー、お前は疑り深いとこ。
河:は?俺、疑り深い?初めて言われたんだけど。むしろ割と信じやすい方じゃない?
五:基本はね。でも、俺が言ったこととかほとんど信じないじゃん。
河:そんなことっ・・・ないと思うけど・・・。
五:そもそもが、俺が一番最初に好きって言った時、お前なんて言ったか憶えてる?
河:・・・・・・。
五:あ、憶えてるんだ?「うそだー!」だよ?ありえないよねいい加減。
河:だ、だって・・・それは勢いっていうかさぁ・・・。
五:それ以来未だに信じて貰えてない感じするしね。
河:いやそれは・・・そんなことはないってっ。
五:お前はさりげに酷いよ。
20.貴方のすること(癖など)で相手が怒ることは何?
河:怒る・・・お説教はあるけど、怒るとかってあんまないよね。
五:俺温厚だから。
河:自分で言ったよこの人・・・。
五:ていうかお前には怒ってもしょうがない。
河:え、むしろもう諦めの域なの?
五:まぁそうとも言う。
河:や、怒っていいよ!なんかむかついたら怒りなよ!
五:なに突然。
河:だって、我慢とかよくないし!
五:いや、我慢とかは全然してないからご心配なく。お前に我慢をする必要性とかまるで感じてないし。
河:・・・あっ、そー。ならいいんだけどさー。
五:でもそう言えば、お前もあんま怒んないね?
河:うん。五関くんに怒ることとかあんまないしね。
五:そうなんだ?
河:まぁむかつくことはままありますけどー。
五:へー。でも怒らないんだ。
河:自分が悲しくなるからしないの。
五:俺に怒ると悲しくなるの?
河:なんか、減る気がするから。
五:減るって何が?
河:なんか、五関くんへの気持ちとか、そういうのがさ。
五:・・・相変わらずバカだね。
河:言うと思ったー。
21.二人はどこまでの関係?
河:えっ!・・・あー、まぁ、それなりー・・・ですよね?
五:俺に振るなよ。
河:だって急にすごいとこ来るんだもん。
五:・・・普通にやることはやってるくらいじゃないの?
22.二人の初デートはどこ?
河:初デートかー。
五:お前そんなの憶えてる?
河:え、憶えてるよ。ていうかむしろ五関くん憶えてないのっ!?
五:ていうか、デートの定義がよくわかんないんだけど。
河:そりゃ、つきあい始めて最初に二人で出掛けたのがそうなんじゃないの?
五:じゃああれか、キンキコンのバックでドーム行った時か。
河:えー!そういうのって違わない?
五:その定義で言うならそれだと思うけど。
河:そういうんじゃなくてさー・・・もっとこう、ときめきとか、そういうものを伴う感じじゃない?デートなんだから。
五:ときめきねぇ・・・。そんなのあったっけ。
河:はいはいはい・・・五関くんはそういう人だよね。うん知ってた。俺知ってたよー。
五:拗ねるなよ面白いから。
河:面白いは余計!
五:青山にブーツ買いに行った時だろ。
河:え?
五:お前が二つの内どっち買おうかで一時間以上悩んだ挙げ句、決めた方だと手持ちが足りなかったっていう、あの時。
河:・・・憶えてたんだ。
五:お前が憶えてて俺が憶えてないはずないから。
河:どんな自信・・・。
五:でも嬉しそうだね。
23.その時の二人の雰囲気は?
河:俺、超緊張してたよ!
五:そうだっけ?むしろブーツ選びに必死だった記憶しかないんだけど、お前。
河:そうだけど緊張もしてたの!初デートだよ?
五:その初デートにして早々に奢らされてさ、ああ彼氏ってこういうもんなのかなーって思った記憶がある。
河:ひ、人聞きわるっ・・・!ちょっと足りなかった分貸してもらっただけじゃん!
五:初デートだって言うんなら、もうちょっと財布の中身潤して来いよ。
河:俺の財布に潤いなんてあるわけないじゃん。
五:威張るな。
河:ていうか五関くんはいつもと全然変わんなかったよねー。
五:や、意外と浮かれてけど。
河:・・・いつ!?
五:だから、初デート。
河:わかんねー!少なくとも俺には全然伝わってこなかったんだけど!
五:別にお前に伝える必要はないし。
河:ええー・・・なに、もう、「五関くんが初デートで浮かれる」っていう字面だけでも面白いのに・・・なんで伝えてくんないの・・・。
五:みすみす面白がらせるか。
24.その時どこまで進んだ?
河:どこまで、って・・・いや別に買い物しただけ、だよね?
五:少なくとも触れあいは一切なかった。
河:触れあいって、その響きなんか嫌。
五:普通に買い物してご飯食べて帰ったんじゃない?
河:だよねー・・・うーん・・・。
五:・・・あ、でも。
河:え?なに?
五:や・・・ちょっと思い出した。
河:だから、なにを?
五:帰り際の駅の改札で、お前がさ、言ったの。
河:言った・・・?
五:憶えてない?行ったかと思ったら戻ってきてさ、耳真っ赤にして、「今日すっごくたのしかった!だからまた一緒にいこうね。ぜったいだよ!」ってさ、すごいでかい声で。
河:う、うそ・・・っ!
五:人目も憚らず声が超でかくて、めちゃくちゃ恥ずかしかった記憶が今鮮明に蘇ってきた。
河:うわぁ・・・ご、ごめん・・・!
五:なんで今更謝んの?面白いなー。
河:だ、だって、さすがにそれは、恥ずかしいよ・・・俺若いよ・・・。
五:あ、また耳赤くなってるよ?
河:うーわー・・・や、うん、俺も超浮かれてたからね・・・うん。
五:・・・でもあの時、あーつき合うってこういうことなのかな、ってちょっと思った。
25.よく行くデートスポットは?
河:よく行く・・・カラオケかな?
五:たぶんそうだろうね。最近はお前のオンステージになってるけど。
河:あはっ、でも二人カラオケ楽しいよね。
五:好き勝手歌えるしね。
河:今度行ったらキンキ制覇しよーぜ!
五:何時間かかんの、それ。
26.相手の誕生日。どう演出する?
河:河合郁人リサイタルにご招待!
五:・・・謹んでお断りします。
河:なんでー!
五:それこそなんで自分の誕生日にまでお前のリサイタル見なきゃなんないんだよ。
河:五関くんのためだけに歌って踊るのにー。
五:いやほんといらないから。ていうかそれ普段も楽屋とかカラオケで散々見てるから。今更ありがたみとか皆無。
河:じゃあー・・・俺車運転するから、ドライブ行こう!レインボーブリッジとかよくない?
五:・・・一ついいかな。そもそもが、お前免許すら持ってないじゃん。
河:これからとる!
五:これからかよ。
河:次の五関くんの誕生日までには間に合うよたぶん。
五:うわー初心者の運転でレインボーブリッジとかない。誕生日が命日になりそう。
河:いや頑張るって俺!
五:あ、そ。じゃあ俺はディズニーランドかな。
河:ディズニーランド連れてってくれんの?
五:うん。
河:五関くんさりげに好きだよねー。
五:夢があっていいじゃん。
河:あはっ、ミッキーの耳つけたりすんの?
五:するする。
河:・・・マジで?冗談で言ったのに。
五:あの場は弾けないと損なんだよ。
河:マジか・・・むしろそんな五関くんに興味津々だよ。えーじゃあマジ連れてって!
五:いいよ。
河:やったー超楽しみ!耳つけてね耳!俺もつけるから!
五:お前はバンビとか似合いそうだよね。
河:そう?じゃあミッキーとバンビになろうぜ!そんでホンモノのミッキーと写真撮ろうぜ!
27.告白はどちらから?
河:えーと・・・・・・一応、おれ、です。
五:なんかもうテンパるわ泣きそうだわ大変なことになってたよね、お前。
河:だってそりゃっ・・・すごい勇気要ったし・・・。
五:あれは一生忘れないな。
河:でも、俺があんなに一生懸命言ったのにさ、五関くんなんていつもと変わんない感じなんだもん。なんか納得いかねー。
五:なんでだよ。俺も好きだって言ったじゃん。
河:なんかずるい気がする!
五:今更じゃない?
河:ほんとずるいし・・・。
28.相手のことを、どれくらい好き?
河:すっごーく好き!めちゃくちゃ好き!
五:勢いつけて言えばいいってもんじゃないだろ。
河:でも、それ以外言いようがないじゃん。そういう五関くんはどうなの?
五:俺?
河:どのくらい好き?
五:んー・・・。
河:どう・・・?
五:・・・河合。
河:は、はいっ?
五:お前のこと、好きだよ。
河:・・・・・・。
五:・・・っていうくらい、好きかな?
河:・・・・・・。
五:おい、河合?なに固まってんの?
河:・・・あ、いや、すごい、確かに、勢いじゃない・・・ね。
五:お前ね、どのくらい好きって訊くなら、このくらいで動揺してもらっちゃ困るんだけど。
河:精進します・・・。
29.では、愛してる?
河:ギャーさらにくんのっ!?
五:レベル上がったな。
河:えー、えー・・・そりゃ、愛してるよ!
五:さっきより勢いなくなってるけどー?
河:意識しちゃうと言いづらいの!
五:じゃあ、俺もさっさと言っとこうかな。確かに意識すると恥ずかしいしね。
河:ちょっ、まっ、まさか言うの!?
五:だってそういう質問だろ。
河:や、でもっ・・・心の準備がさすがに・・・っ!
五:河合。
河:ギャーちょっと待って!待って!
五:待たない。待ったら面白くない。
河:面白い面白くないの問題じゃないからっ・・・・・・っひゃ!
五:・・・・・・。
河:っみ、みみもとで、いわないで・・・。
五:・・・ということで。
河:うあー・・・。
五:意識しすぎ。
30.言われると弱い相手の一言は?
河:ねむい、かな。
五:なにそれ?
河:五関くんさー、割とよく寝るじゃん?
五:ああ・・・。
河:眠い時にさ、ねっむそーな顔してちょっとぼんやりした感じで俺に言う時ね、あれすごい好きなの俺。ていうかめっちゃ弱いの。
五:変わってんね・・・。
河:だって可愛いんだもん。
五:あっそー。
河:なんでもしてあげたくなっちゃう瞬間ていうか。
五:・・・なんでもしてくれんの?
河:今じゃないよ?
五:ふーん。いいこと聞いた。
河:え、なんか不穏な気配を感じるんですけど。
五:なんでもないなんでもない。・・・俺は、そうだな、特に弱い一言ってのはないかな。
河:えー、なんだー。つまんないの。
五:むしろ、言わない時に弱い。
河:へ?
五:なんにも言わなくなってる状態のお前に弱い。
河:どういう意味・・・?
五:それは秘密。
河:なんだよそれ!
五:とにかく、お前はうるさいくらいに喋ってる方がいいってことだよ。
31.相手に浮気の疑惑が!どうする?
河:ええっ!きっつ!どうしよ・・・!
五:どうすんの?
河:えええ・・・とりあえず、何も言わないで探りを入れてみる、かな・・・。こえー・・・。
五:ふーん。俺も最初は特に何も言わないかな。外堀を埋めていって、それから最後に本人に問いただす。
河:こわっ。
五:当たり前だろ。結局最終的には自分達二人の問題なんだから。
32.浮気を許せる?
河:・・・それでも俺のこと好きだって、言ってくれたら、許す。
五:お前、バカだね。
河:だって・・・。
五:そんなの一度浮気したらさ、いくらもう一度好きだって言ったって同じことだよ。どうせまたする。
河:でも、それでも好きなら、しょうがないじゃん・・・。
五:浮気されて自分が好きじゃなくなる可能性ってのは考えないわけ?
河:それはありうるかもしれないけど、少なくとも自分がまだ好きなら、しょうがないよ。
五:そう。俺はたぶん許せないから、きっぱり別れるね。
河:あー、そうなんだ・・・。五関くんはそうかもね。
五:そんで、浮気したことを後悔させる。
河:え、なにそれ超怖いんですけど!具体的になにすんの?
五:いや別に、別れたらもう何もしないよ。お前、今俺がなんか報復措置的なことすると思っただろ。
河:だって後悔させるとか言うからー!
五:それじゃ犯罪だろ。・・・そうじゃなくて、俺じゃなきゃ駄目だったって、後で思わせるように今からしとくんだよ。
河:い、今からなんだ・・・既に始まってんだ・・・。
五:そうだよ?だからお前、気をつけなよ。
河:お、俺浮気なんかしねーよ!俺がどんだけ好きだと思ってんの!
五:あーわかってるわかってる。お前はしないだろうけどさ。
河:・・・はー、ドキドキした。
五:たまにはこういうドキドキもいいんじゃない?
河:や、よくないよ。なにさらっと言っちゃってんの。
33.相手がデートに1時間遅れた!どうする?
河:えー、とりあえず連絡さえくれれば怒ったりしないけど。だいたい五関くんの遅刻なんて割とデフォルトだし。
五:いや、さすがに俺だって一時間はないよ。せいぜい10分くらいだろ。
河:なんでその10分が毎回早くこれないのか不思議だよ。
五:まぁ、それは遅刻常習者にしか判らない心理なんだよね・・・。
河:ちょっと渋く決めてもダメだよそこー。
五:あ、そう?俺もまぁ、連絡さえくれれば怒らないよ。嫌味くらい言うけど。
河:自分はしょっちゅう遅れてくるくせにコレだもんなー。
五:待ってんのって暇なんだよ。
河:俺はいつもあんたを待ってて暇なんですけど!
五:怒るなって。
河:つーか得意のゲームでもやって待ってろよ!
五:言われなくてもそうするよ。
河:あーーーなんか釈然としねー。
34.相手の身体の一部で一番好きなのはどこ?
河:手かな。
五:よく言うよね、それ。
河:うん。だって五関くんの手ほんと綺麗なんだもん。白くて指が長くてさ。
五:俺、手タレだから。
河:マジいけるよね。
五:お前は・・・目かな。
河:あー俺もよく言われるそれ。
五:目力すごいよね、お前は。
河:自慢、自慢!
五:キラキラしてる。
河:えへー。
35.相手の色っぽい仕種ってどんなの?
河:色っぽいかぁ・・・。踊ってる時とか、かな。
五:そう?
河:うん。なんかこう、あんま主張の激しい感じじゃないんだけど、だから逆にストイックっていうか、そういう色気がある気がするんだよね。
五:へー・・・よく見てんね。
河:何年シンメ組んでると思ってんのー?
五:なるほど。俺は、いつって断定しづらいんだけど、何気なく伏せ目がちになってる時とか。
河:んー?そうなの?自分じゃよくわかんないな。
五:たぶん意識しないでやってるんだと思うよ。お前睫長いからさ、伏せ目がちになると陰影ができて綺麗なんだよ。
河:そ、そうなんだー・・・。ていうか、そんなの見られてんの、ちょっと恥ずかしいね。
五:そう?
36.二人でいてドキっとするのはどんな時?
河:五関くんがやる気になった瞬間。
五:なんかすごい嫌なんだけど、それ。
河:だってさ!おもいっきりスイッチ切り替わる瞬間あるじゃん!
五:ないよそんなの。
河:あるって!だって普段基本的にあんまやる気ないのにさ。
五:やる気はいつもあるよ。それを出すか出さないかの違い。
河:ええー?とにかく、そういう時超ドキドキする。
五:俺は、お前に食われそうな時。
河:はぁっ?なにって?
五:食われそうなくらいがっついてくる時。あーやばいかも、って思うよね。
河:俺そんなにやばい時あるっけ・・・。
五:あるある。結構あるよ。ていうか、実際一度だけ馬乗りになられたまま、「このままやっちゃっていい?」って訊かれたことがあるんですけど。
河:うそー!!うそでしょ!?
五:まぁ憶えてないだろうけどさ。お前もう完全に理性飛んでたし。
河:・・・すいませんでした。
五:あ、実際にはやられてないからご心配なく。
河:そ、それは何よりです・・・。
五:でもまぁ、ああいう時のお前結構好きだけどね。
河:な、なんで・・・?
五:なんか可愛いから。
河:・・・五関くんの感覚がよくわかんない。
五:いいじゃん別に。
37.相手に嘘をつける?嘘はうまい?
河:嘘・・・うーん、つこうと思えばつけるけど、うまいかどうかは・・・。あ、ドッキリとかは好きかな!
五:あー、俺に嘘つくんだ、お前。
河:え、違う違う、つけるかどうかって話じゃん!つくとは言ってないよ!
五:でもつけるんだろ?じゃあ可能性はあるってことじゃん。
河:つかないから!なにそこつっかかんないでよ!
五:はいはい。俺はつけるし、割とうまくつけると思うよ。
河:ちょ、そっちこそつくんじゃんかー!!
五:世の中には必要な嘘ってのもあるんだよ、河合。
河:さ、最悪・・・!俺はダメって言ったくせに!
五:うん、お前は駄目。
河:横暴!もう五関くんなんて信じられない・・・!
五:大丈夫大丈夫。
河:なにがだよ超適当!ていうか完全に面白がってるでしょ・・・!
五:うん。
河:さいあく!
38.何をしている時が一番幸せ?
河:えー、踊ってる時とか?
五:ああ、それはわかるかも。
河:ね!特にジュニアコンとかでさ、メインでやらせてもらった時とかもうほんと最高だった!
五:あれは俺もちょっと感動した。
河:ね〜。俺A.B.C.でよかったって思ったよ。
五:これからも頑張ろうな。
河:うん!
39.ケンカをしたことがある?
河:そりゃ、何度かはあるよね?
五:そうだね。それなりに長い付き合いになるし。
河:まぁそんなしょっちゅうではないんだけど。
五:たまーにね。
40.どんなケンカをするの?
河:あー・・・俺が拗ねて怒ってギャーギャー言う。
五:よくわかってるじゃん。
河:五関くんは超冷たい感じできっついことをとげとげしく言う。
五:そうかも。
河:もうなんか、超しんどいの。
五:お前も言い疲れて途中から一気に黙り込むしね。
河:だいたいそういう時ってもう泣きそうになってるからね。
五:そういう時、全身真っ赤になってるからよくわかるよお前。
河:五関くんもいつも以上にめんどくさそうでさ、疲れた感じになるよね。
五:喧嘩は体力使うんだよ。
河:だよねー・・・。
41.どうやって仲直りするの?
河:どっちかが根を上げて、謝りにいくかな?
五:だいたいお前だけどね。
河:うん・・・だっていつまでもケンカしてんの辛いもん。
五:でも明らかに俺が悪い時はちゃんと俺から行くよ。
河:そうだねー。あの時の五関くんて、珍しくばつ悪そうでちょっと可愛いよね。
42.生まれ変わっても恋人になりたい?
河:うわーすごい質問きた!
五:そこらへんどうですか河合くん。
河:えー?そりゃ、なりたいよ!好きだもん!
五:でも生まれ変わりなんてあんま信じてないから微妙だけどね。
河:それを言うと・・・まぁ、そうなんだけど。でも、そう思えるのって、なんかよくない?
五:・・・まぁ、そうかもね。
43.「愛されているなぁ」と感じるのはどんな時?
河:なんだかんだ言いたい放題言っても、ずっと傍にいてくれる、とかね。わー恥ずかしいっ。
五:ほんと恥ずかしいよお前・・・。
河:でもほんと、そういう時、すごく感じるもん。傍にいてくれるから、傍にいてもいいのかなぁって、思うの。
五:・・・お前はさ、危なっかしいからね。あー、俺は、基本的にいつでも。
河:すげー自信。
五:お前わかりやすいし。そういうとこはね。
河:んー・・・まぁ、それは自分でも思うけど。
五:でも特に思うのは、寝言で名前呼ばれる時。
河:・・・は、初耳なんですけど、それ。
五:あれ、そうだっけ?
河:またとぼけてるし・・・!だからさ、こういうとこで衝撃の事実を初出しすんの止めてってば!
五:お前の寝言って妙にはっきりしてんだよね。俺のこと夢に見てんの?
河:そ、そういう時もあるけど、確かに・・・。
五:だからさ、俺と一緒に寝てて夢にまで見るって、どんだけ好きなんだよ、って思うわけ。
河:はぁ・・・。俺いい加減やばい気がしてきた。
五:なんで?
河:だって、なんかー・・・。
五:俺としては嬉しいけど?
河:それなら、いいけど・・・。
五:そうだよ。
44.「もしかして愛されていないんじゃ・・・」と感じるのはどんな時?
河:うーん、愛されてないっていうか・・・そこまでではないんだけど。
五:でも、あるんだ?
河:・・・お前に言ってもしょうがないよ、って。そういう言われ方した時とか、単純に、不安にはなる。
五:なるほど。でもそれは、ほんとに言う必要ないって思ってる時なんだけど、俺としては。
河:俺が言ってほしいって、言っても?
五:それでも。じゃあ逆に訊くけど、なんでも言うこと聞くことが愛なの?
河:そうとは言わないけど・・・。
五:あーもう、しょげるなよ。
河:・・・めんどくさい?
五:後で甘やかしてやらないとなーって思うとね。確かにめんどくさい。
河:・・・ふーん。
五:とか言ってちょっと頬緩んでるよ?河合くーん?
河:気のせいです!
五:あっそ。俺は基本的にあんまりないんだけど・・・。
河:だよねー。
五:・・・ただ、全く思わないわけでもないかな。
河:え?あるの?
五:んー、上手く説明できない。
河:・・・また言えないこと?
五:言えないんじゃなくて、説明できないんだって。
河:なら、いいけど・・・。
五:まとまったらちゃんと言うから。
河:・・・うん、絶対ね。そしたら俺、直すし!愛してないわけないから!
五:ははっ、そうだね。
45.貴方の愛の表現方法はどんなの?
河:好きって言う!ギュってする!チューってする!
五:お前は動物か。
河:でもやっぱ基本はそれでしょ?
五:自分でする分には恥ずかしがらないよね、お前は。
河:それは自分のペースでいけるから、ほら。
五:ふーん。俺はまぁ、さりげない感じで。
河:さりげないってなにそれ。
五:さりげなく表現する。
河:わかりづらいよ!
五:でもなんとなく感じるだろ?
河:・・・んー、まぁ。
五:結構これでも表現してるつもりなんだけど、俺。
河:あー、でも確かに、意外と触りたがりな感じはそうかも。
五:そういうこと。
46.相手に似合う花は?
河:花?難しいなー・・・。
五:花とかよく知らないしね。
河:そうそう。なんだろ、五関くんはー・・・白い花がいいと思うんだよね。そんでちょっと格好いい感じの・・・・・・あ、カラー!カラーとかいいんじゃない?似合うって!
五:カラー・・・ああ、それはなんとなく知ってる。うん、なんかいいんじゃない?河合にしてはセンスいい。
河:ね!あ、今度カラー買ってこよ〜。
五:お前は・・・そうだな、うーん・・・。
河:なになに?なにが似合う?
五:んんー・・・・・・薔薇、とか?
河:うっそ!俺バラ!?すげー!超豪華!俺のイメージってバラなんだ!
五:・・・やっぱ違うかな。
河:なんだよ!
五:いや、なんか喜びすぎで鬱陶しいし、言い過ぎたかなと。
河:ええ〜だって五関くんが言うから〜。
五:ていうかほんと、花とかあんま知らないんだって。お前外見だけは結構派手だしさ、まぁ薔薇とかどうかなと。
河:えーなんかバラとか言うとさ、ちょっと王子様じゃない?俺王子様?
五:それは断じてない。
河:一刀両断ですけど、言ったのは五関くんだよ!
五:うーん、薔薇は薔薇でもこう、あの真っ赤な大輪の、ていう感じじゃなくて。ちょっと小さめのさ、ピンクのとかあるじゃん。ああいうの。
河:へ〜。もうちょっと可愛い感じなんだ?
五:可愛いとかよく自分で言えるね。
河:言ったのは五関くんでしょ!だから!
五:まぁとにかく、名前はよく知らないけど、そういう小さめのピンクの薔薇。そんな感じで。
47.二人の間に隠し事はある?
河:ないよ!
五:ほんとかよ。
河:えっなんでそこ疑われてんの俺。
五:ないならいいけど?
河:ないって!ていうか、五関くんに隠し事とかそもそもできないから。
五:俺もないよ。
河:それこそほんとに〜?
五:お前に隠し事をする必要性がない。
河:いやー、そんなこと言って五関くんはさりげなくしてるタイプなんだよね。俺結構わかるもん。言う必要がないから言わないだけであって隠し事じゃない、とかなんとか言ってさー。
五:・・・お前もわかってきたね。よしよし。
河:えっ、マジでそうなのかよ!なにこの人ちょー感じわるーーー!
48.貴方のコンプレックスは何?
河:んー・・・みんなみたいにおおらかになれないとこ、とか・・・。
五:みんなって・・・俺とか塚ちゃんとかトッツーってこと?
河:そう。こう、結構さ、人目とか、気にしちゃうし・・・。
五:まぁ、そうだね。そういうとこはあるよね。
河:うん・・・結構気にしてるっていうか、直したいとは思うんだけど。
五:まぁ、いいんじゃない?俺らがそうなら、お前はそうじゃなくても。
河:そうかなぁ・・・。
五:少なくともグループでいる時は、俺らがフォローできるし。
河:ん・・・そうかも。
五:俺は、あんま上手く自分を出せないとこかな。
河:それコンプレックスだったんだ?
五:まぁ、お世辞にもいいとこだとは思ってないから、さすがに。
河:意外と不器用なとこあるよね?
五:改善に努めてはいるんだけどね。
河:んふ、知ってる。頑張ってるの、知ってるよ。
五:・・・そ。
49.二人の仲は周りの人に公認? 極秘?
河:あー、公認?
五:公認ていうか・・・普通にばれてるというか。まぁ隠してもいないし。
河:とりあえず塚ちゃんとトッツーとキスマイとヤーヤーヤー辺りには普通に知られてるよね。あ、あとKAT-TUNとかもそうか。
五:もはや今更からかわれなくなったし。
河:ていうか五関くんはからかってもしょうがないからだよ。俺は未だにたまに言われるもん。
五:あ、そうなんだ。
河:特にKAT-TUN。あの人達ほんとその手の話題好きすぎ。
五:ああ、確かにね・・・うざいな・・・。
河:シー!
50.二人の愛は永遠だと思う?
河:うわー、なんかすごいとこまできたね。
五:永遠って、つまりは死ぬまでってことでいいの?
河:たぶんそうなんじゃない?
五:死ぬまでね・・・それは正直どうかなとは思うけど。
河:わー、はっきり言われたー。
五:お前はどうなの?
河:そりゃ、現実的に考えて、さすがに死ぬまではなーって俺も思うよ。
五:そっか。
河:でも、今そんなの考えたくないし。絶対やだし。
五:・・・うん、確かに。
河:だから、とりあえず、うんって言っとく!
五:ははっ、適当!
河:適当上等!
五:そういうことにしとこう。
51.貴方は受け? 攻め?
河:えー・・・と、受け、かな。
五:いれられる方といれる方ってこと?じゃあ攻めかな。
河:ていうか・・・改めて訊かれるとなんだね、これ。
五:生々しいな。
52.どうしてそう決まったの?
河:な、なんでってー・・・。
五:成り行き?
河:そうだよね・・・別に話し合ったわけじゃないし・・・。
五:でもまぁ、お前が抱かれる方がよさそうだったから。
河:ちょっ、言ってない!誰も言ってないからそんなこと!なに言い出すの!
五:あれ?そう?なんかそういう感じしたんだけど?
河:言ってないから!
五:だってお前気持ちいいこと好きじゃん。
河:だっ・・・だったらなに!
五:俺に気持ちよくして欲しい方じゃないの?
河:・・・もう、五関くん、ちょっと黙ってて!
五:はいはい。
53.その状態に満足してる?
河:うん、満足ー・・・かな?
五:あ、なんかそうでもなさそうな反応だね。実は不満?
河:いや不満とかないよ!
五:ほんとに?俺が下手でどうしようもないから、こんなんなら自分で上やった方がいいって言うんなら、検討するけど?
河:言ってません!もーさっきからなに!
五:いや、シモネタ大好き河合くんは、意外と自分のことになると口下手になるのが面白くてさ。
河:・・・そういう五関くんは妙に喋るね。
五:お前が喋らないなら俺が喋るしかないだろ。
54.初エッチはどこで?
河:・・・普通だよね。別に。
五:レッスン場は「普通」に入るの?
河:わ、わかんないよそんなのー。
五:まぁ、不測の事態だったしね、ある意味。
河:うん・・・あれは一生忘れないよ。
五:だろうね。
55.その時の感想を・・・・
河:いたかった・・・。
五:それだけ?
河:ちょ、ちょっと・・・気持ちよかった。
五:・・・なんか、お前と話してると俺まで恥ずかしくなってくる。
河:ちょ、なんで!
五:お前ってさ・・・・・・や、まぁ、いいや。
河:なにー!
56.その時、相手はどんな様子でした?
河:どんな・・・?えー、五関くんは・・・どうだろ、あんまよく憶えてないんだけど。
五:お前それどころじゃなかったもんね。テンパるは怯えるわ泣くわ、えらいことになってたし。
河:しょ、しょうがないじゃん・・・初めてだもん・・・。
五:そんなことはわかってんだけどね。それにしてもあの反応だとさ、まるで俺が無理矢理やってるみたいで凄い罪悪感を感じさせられたんだけど。
河:えっ、でも、嫌ではなかったよ!?それは絶対!
五:いや、これで実は嫌だったとか言われたら、本気で強姦になるし。そこはそう言ってもらわないと困るんだけど。
57.初夜の朝、最初の言葉は?
河:最初の言葉って・・・なんだろ。あんまよく憶えてないなー・・・。
五:俺も自分のはよく憶えてないけど、お前のは憶えてるよ。
河:え、なに?俺なんて言ってた・・・?
五:ごめんなさい。
河:へ?
五:ごめんなさい、って言ったの、お前は。
河:あー・・・そう、だっけ?
五:まったくさ・・・目真っ赤に腫らして震えながらそんなん言われたら、俺ますます罪悪感だよ。むしろ俺が謝らなきゃ駄目な空気だったよ。
河:や、でも、それはたぶん・・・自分があんまりにも余裕なくて、色々テンパっちゃったから、五関くんに悪かったなって思って、そんで・・・。
五:わかってるよ。だから凄い罪悪感だったんだって。初めての第一声にごめんなさいって、俺どんだけ甲斐性ないんだよ、って思うだろ。
河:あー・・・うー・・・。
五:それでさ、ああこいつはほんとに難しいな、と思った。
河:ん・・・。
五:だからもう二度とそんなこと言わせないようにしようと思ったわけ。
河:・・・五関くん、ちょっと格好いいね。
五:ちょっと?
河:すっごく!
58.エッチは週に何回くらいする?
河:んー、どのくらいだろ。
五:その時の仕事の状況次第だろ。
河:だよねぇ。舞台とか入っちゃうと全然しなくなるし・・・。
五:舞台は体力的にしんどいからね。そんなことしてる余裕もない。
河:平均したら、2回とか、そのくらい?
五:まぁ、そんなもんじゃない?
59.理想は週に何回?
河:理想かー、んー。
五:どのくらいしたいの?
河:俺はー・・・もう一回くらい、増やしても、いいかなぁとか。
五:もう一回でいいの?
河:えっ?
五:ほんとはもっとしたいんじゃないの?
河:そ、そんなことはー・・・。
五:むしろ毎日だっていいくらいなんじゃない?
河:ちょ、人をエロいみたいな言い方しないでよ!
五:や、事実お前そうじゃん。したがりだし。
河:・・・そうだけど、でも、五関くんがしたくないならいいよ、別に。
五:俺次第ってこと?
河:そりゃ、一人じゃできないことだし・・・。
五:一人でもやればいいじゃん。
河:・・・・・・は?
五:一人でもできることはあるじゃん、て。
河:・・・っ、やんないよ!
60.どんなエッチなの?
河:どんなって、別に、普通だよね?
五:まぁ、そこまで特殊なことはしてないと思うけど。
河:そうそう、普通普通。
五:あ、でもお前はすぐ上に乗っかってくる。
河:いや、それは、つい、ねー?勢い余って!
五:だから割と騎乗位が多い気はする。俺は楽でいいんだけどね。
河:俺は大変だよあれ・・・。
五:でもだいたいお前が途中で根を上げるから、最終的には体勢も変わってるんだけど。
河:加減がわかんないの!
五:そろそろ最後まで自分でできるようになれよ。
61.自分が一番感じるのはどこ?
河:えー・・・うーん、どこなんだろ・・・耳、とか?
五:すぐ真っ赤になるしね。
河:うん、だって、ふざけて触られたりすんのもダメだもん、俺。
五:俺は・・・そうだな、指とかね、結構そうかも。
河:あ、そうだよね。よく舐めさせるもんね。
五:舐めさせるっていうか、お前が舐めるんだろ。
河:や、それもあるけど、それより五関くんが舐めさせる方が多いって!
62.相手が一番感じているのはどこ?
河:んー、さっきとかぶるけど、やっぱ指なんじゃないかな。舐めると気持ちよさそうな顔するし。
五:お前って舐めるのだけは上手いんだよ。
河:だけ、って!
五:さすがはケダモノ。
河:なにそれやめてよ!
五:お前はね、首かな。
河:く、首?そう?
五:うん。軽く舐めて噛むと途端に大人しくなってさ、顔見るとちょっとうっとりしてんの。自分でわかんない?
河:そ、そうー・・・なんだ。
五:ほんとに動物っぽいよね、お前は。
河:なんでまたそこ戻んの!
五:なんか躾してる気分になる。
63.エッチの時の相手を一言で言うと?
河:いじわる。
五:なんでだよ。
河:自覚ないわけないよね?絶対いじわるしてるよね?
五:心外。
河:心外じゃねーよ!五関くんてあれだもん、あの時はちょっとさ、軽くS入ってるもん・・・絶対。
五:違うよ。そういうことした方が、お前が気持ちよさそうだからだよ。
河:俺のせいなの!?
五:つまりはお前がMだってこと。
河:なにそれ!
五:というわけで、あの時のお前を一言で言うとM。
64.エッチははっきり言って好き? 嫌い?
河:好きか嫌いかで言ったら、そりゃ、好きかなぁ・・・。
五:大好きってはっきり言えばいいのに。
河:もう、そのさ、俺がエッチ大好きみたいなキャラつけんのやめてよ。
五:ていうかそうじゃん、実際。・・・ああ、正確に言うと、俺とするのが大好きなんだっけ?
河:・・・もう、いいや。それで。
五:俺も割と好きだよ。
65.普段どんなシチュエーションでエッチするの?
河:どんなって、別にそんな特別なシチュエーションはないよね?
五:うん。だいたい家だし。・・・あ、たまに外もあるか。
河:・・・まぁ、そういう時もね、時と場合によりけりでね。
五:お前がどうしようもなくなってる時とかね。
河:なんでもかんでも俺のせいにしないでよ!
五:さすがに外は俺も緊張するから、できれば河合くんにはそろそろ我慢を少し憶えてもらいたいよね。
河:・・・今度から我慢する。絶対する!
五:まぁできたらでいいよ。
河:あーその余裕ちょっとむかつくー!
66.やってみたいシチュエーションは?(場所、時間、コスチューム等)
河:あ、あ、あの、ねっ。
五:は?
河:おれ、ちょっと、あるんだけど、実は・・・。
五:・・・やりたいシチュエーションがあるの?
河:うん、あの、あの、ちょっと前に、仁くんとね、亀梨くんとね、聖くんから色々教わって・・・。
五:・・・あの三人って、お前、なに・・・大丈夫だった?
河:へ?大丈夫ってなにが?
五:いや・・・この手の話題であの三人って・・・さすがの俺も心配がちょっと・・・。
河:丁寧に教えてくれたよ?
五:・・・嫌な予感。何を丁寧に教わったんだよ、それで・・・。
河:あのー、五関くん知ってるかなぁ?
五:なに・・・。
河:世の中にはね、よんじゅうはって、っていうのがあるんだって!
五:・・・・・・はぁ、もういいや。もういいよ、河合。もうそこで止めておこう。
河:えっなんで!まだ終わってないよ!
五:もう予想がつくからいいって・・・。
河:なんかね、すげー芸術なんだって!その上気持ちいいんだって!
五:あいつら余計な入れ知恵を・・・。
河:難易度高いのもあるけど、そこは愛で乗り切れるって。お前らならいけるってさ!アクロバットボーイズクラブならできるってー!
五:あー乗せられちゃってこのバカは・・・。・・・つまりなんだ、お前四十八手やりたいんだ?
河:なんか面白そうじゃない?俺、仁くん達から本もらったよ!
五:あー、なんか、妙に腹が立つ・・・。
河:えっ、なんで!?俺なんか悪いこと言った?
五:うざいのからうざい入れ知恵されてんのがこう・・・・・・ああもう、このバカ。ほんとバカ。
河:いたっ!なんで叩くの!
五:はいはい、わかったよ。今度やってやるよ。その代わり、後悔するなよお前。
67.シャワーはエッチの前? 後?
河:んー、どっちもあるけど・・・ていうか両方入ることもあるし。
五:少なくとも後は入らないと寝れないしね。
河:そうそう、ベタベタだから。
五:でもお前が普通にそのまま寝そうになるから、叩き起こして入らせんのがこれまた面倒。
河:とか言って、そういう自分は俺入らせた後普通に寝てたりするくせにー。
五:待ってたら寝るよ普通に。
河:しかも起きないし。
五:俺も歳なのかな。
河:起きないのは昔からじゃん。
68.エッチの時の二人の約束ってある?
河:んー、特にはないよね?
五:うん。ていうか約束なんてしても、お前が守れるはずもないというか。
河:そんなことないってっ。
五:あるって。だいたい理性飛んでることが多いし。
69.相手以外とエッチしたことはある?
河:そりゃー、まぁ・・・。女の子なら。
五:え、お前あるの?
河:失礼だなー。あるよ!
五:てっきり童貞かと思ってた。
河:うわーさすがに殴りてー。
五:冗談冗談。
河:五関くんてたまに腹立つ冗談言うよねー・・・。
五:俺もあるよ。
河:・・・ちなみに何人?
五:ノーコメント。
河:あ、怪しい・・・!
五:何がだよ。
河:俺の中にね、五関くん実はブイブイ言わせてたんじゃないか説が浮上してんの・・・!
五:ブイブイってお前死語だよ。
70.「心が得られないなら身体だけでも」という考えについて。賛成? 反対?
河:はんたーい!
五:だな。
河:そんなの虚しいっていうか、余計悲しくなるじゃん。
五:うん。意味ないしね。
河:・・・実際自分がそういう状況に置かれたら、どうなるかはわかんないけど。
五:ん・・・?
河:あっ、なんでもないです!
五:ふーん・・・?
71.相手が悪者に強姦されてしまいました! どうする?
河:え・・・ど、どうするって・・・。どうしよう・・・。
五:凄い質問だな・・・。
河:ん・・・ギュってして、いっぱい話しかける。いっぱいお喋りする。
五:・・・なんか、お前らしいね。
河:うん。俺はたぶんそのくらいしかできないと思うし。
五:俺は・・・ドライブ連れてくかな。
河:ドライブ・・・?
五:そんで、凄い遠くに行く。
河:遠く・・・。
五:いっそ何日かかけて車で旅行でもいいかな。
河:・・・でも、仕事休まないと無理じゃない?その場合。
五:ははっ、なんでお前こんな時に現実的なの?
河:あ、そっか・・・まぁそうだよね・・・。
五:じゃあそこは悪いけど仮病使う。
河:えー、五関くんらしくない!それに、二人一緒に休んだらいくらなんでもさー・・・。
五:一生に一度の仮病だよ。塚ちゃんとトッツーには悪いけどね。まぁそのくらいしてもいいじゃん。
河:そ、っか・・・。
五:そんで、お前がもうやだ帰りたいって言うまで、連れ回す。
河:・・・やだって、言うまで?
五:そうだよ。色んなとこ連れてく。海とか山とか。
河:・・・もし、帰りたいって言わなかったら、どうするの?
五:そしたら・・・いいじゃん、帰らなくて。
河:よく、ないよ・・・。
五:いいじゃん。お前が帰りたいって言わない限り、俺も帰りたくないから、きっと。
河:・・・ごめん。
五:なんだよ急に。
河:もしもの話なのに、なんかちょっと泣きそうになった・・・。
五:ははっ、バーカ。
72.エッチの前と後、より恥ずかしいのはどっち?
河:んー、後かな?
五:お前なんか特に我に返るもんね。理性が戻ってくるというか。
河:あればっかりはしょうがないよ、もう。
五:俺はむしろ最中が恥ずかしいけどね。
河:・・・どうせ俺が、とか言うんでしょ。
五:そういうこと。
73.親友が「今夜だけ、寂しいから・・・」とエッチを求めてきました。どうする?
河:ええっ!し、親友って、この場合誰・・・?
五:なに、設定必要なの?
河:いや、なんかつい気になって・・・。
五:じゃあ横尾。
河:横尾ー!?・・・横尾かぁ・・・うーん、横尾は好きだけど、さすがにエッチは・・・。
五:横尾に寂しいからって迫られたらどうすんの?
河:せ、迫られんの?横尾・・・普段あんまそういうこと言わないけど、あれで結構寂しがりだしなぁ・・・。
五:・・・そうやってリアルに考えてる辺りがもう危ないよね、お前は。
河:ちょ、ないよ!?普通にないからね!?
五:でもちょっと迷ってなかった?
河:ないない!いくら横尾でもないって!本気でやられそうになったらさすがに蹴っ飛ばすから!
五:まぁ、そういうことにしとくよ。
河:うわー信用ねえー。
五:お前は基本的に、自分に好意を持ってくれる相手と自分が好意を持ってる相手を無下にできないだろ。それが合致してればもうビンゴ。
河:そりゃ、そうだけど・・・。でもそれとこれとは話が別だし!
五:まぁ、万が一あったとしたら、頑張って拒否しといて。さすがにそこは俺も許せないから。
河:わかってます!・・・で、そういう五関くんはどうなのー?横尾!
五:俺の場合も横尾なんだ?
河:俺ら共通の親友ってことでね。
五:んー、まず話を聞いてやって宥めてみる。
河:あ、なるほど。さすがのテクニシャン。
五:お前言葉のチョイス間違ってるよ。
河:それでそれで?
五:言葉で駄目なら、まぁ頭撫でてやるとか、背中撫でてやるとか、そこら辺の軽いスキンシップで満足して貰うような方向に持っていく。
河:ええっ!スキンシップアリなの!?
五:別にそのくらいいいだろ。
河:よくねーよ!なにそれ!
五:その程度お前らだってやってるじゃん。
河:えー・・・でも、なんか、やだなー・・・。
五:お前ね、寂しいからって迫ってきた相手宥めるんだから、そのくらいしょうがないだろ。
河:んー・・・そうだよね、横尾だもんね・・・。
五:いや、横尾だからって納得されんのもちょっと違う気はするけど。
河:じゃあ、横尾がそんな気を起こさないように、俺らちゃんとあいつと遊んであげようね!
五:・・・この会話聞いたら横尾怒りそうだなー。
74.自分はエッチが巧いと思う?
河:そ、そうは思わない、かな・・・。
五:お世辞にも巧くはないね。
河:だって・・・テクニック磨ける程経験ないんだから、しょうがないじゃん!
五:お得意の耳年増でどうにかなんないの?
河:知識だけでどうにかなるもんじゃないって知ってるでしょ!
五:まぁ、そういう俺も別に人に言える程ではないと思うけど。
河:・・・ううん、そんなことないと思う。
五:は?
河:五関くん、絶対巧いし!
五:・・・これはありがとうって言うべき?
河:そうじゃなきゃ、あんな・・・っ。
五:・・・あんな?なに?
河:あ、あんな風に、なるわけないし・・・。
五:ふーん・・・?よくわかんないけど、そうなんだ。
河:またすっとぼけてるし・・・!
五:一つ言うとすると・・・それはね、たぶん俺が巧いからっていうよりか、お前の問題だと思うよ?
河:違うって!絶対五関くんが巧いからだよ!
五:ま、そういうことにしといてもいいけど。
75.相手はエッチが巧い?
河:以下同文!
五:じゃあ俺も以下同文。
河:・・・あー、巧くなって五関くんぎゃふんと言わせたい。
五:なんだよそれ。
河:マジで見てろ。
五:ああうん、見てる見てる。
河:もうなんか、俺なしではいられない身体にしてやるから!
五:ある意味なってるって。
河:なにある意味って!
76.エッチ中に相手に言ってほしい言葉は?
河:言ってほしい言葉・・・んー、今のとこ特に思いつかないかなぁ・・・。
五:なんだ、意外。
河:そう?
五:結構色々言って欲しいタイプかと思ったんだけど。
河:まぁ、それもあるけど・・・でも、五関くんて、割と言ってくれるもん。
五:・・・そう?
河:うん。俺がさ、あー言ってほしいなぁってこと、なんかだいたい言ってくれる気がする。
五:自分ではよくわかんないけどね。
河:あの時の五関くんって、いじわるだけど優しいから。
五:・・・お前、ほんと恥ずかしいよね。
河:いいじゃん!
五:俺としては・・・言ってほしい言葉というか、もうちょっと要求を明確にして欲しい時はある。
河:よ、要求を明確に、って?
五:あれして欲しいこれして欲しいって言う割には、直接的に言うのはなんか照れるからめんどくさい。
河:そこめんどくさいって言うなよ!俺の気持ちも察してよ!
五:してやったらやったで、やりすぎだなんだって文句言うしさ。難しいお年頃だよまったく。
河:なにそのオッサンみたいな発言・・・。ていうか別に文句ってわけじゃないし、それ・・・。
五:・・・ああ、それも照れ隠しなのか。
河:余計なことに気付かないで!
77.エッチ中に相手が見せる顔で好きな顔はどんなの?
河:あのね、五関くんが気持ちよさそうな顔してんの、好き。
五:あー恥ずかしいこいつ。
河:そういう質問!だってさー、いつも澄ました顔してんのに、あの時だけは違うから。それがすごく好き。
五:そりゃ俺だって男なんで。
河:俺が上乗るの好きなのはね、それがよく見えるからでもあるんだよ。
五:・・・それは新事実。
河:んふっ、でしょー。
五:俺は・・・・・・これ、言ったらまたSだなんだって言われそうだから言いたくないんだけど、正直。
河:えー?なになに?もういいよ、ここまできたらみんなわかってるから言わないよ!
五:みんなって誰だよ。
河:いいからいいから!なに?
五:泣きそうな顔。
河:・・・それ、好きなの?
五:あ、その最悪ーって感じの顔止めてくれる?お前が言えって言うから言ったのにさ。
河:いやしてないよそんな顔!とりあえず詳細プリーズ!
五:正確に言うと、痛くてとか苦しくてっていうよりか、いっぱいいっぱいで泣きそうになってる時っていうか。
河:それ、いい?ていうか、泣きそうな顔とかさ、ぶっちゃけ、すごい顔になってると思うんだけど・・・しかもあの時だし・・・。
五:うんまぁ、お世辞にも綺麗ではないね。確かに凄いことにはなってる。
河:ちょ、やだ。もう見んの止めて!
五:やだよなんでだよ。好きだって言ってんのに。
河:それこそなんで!
五:可愛いと思うから。
河:・・・・・・。
五:はいはい、寒いのは自分でも判ってるからいいよ。
河:言って、ないけど・・・。
五:ああ、むしろそこで照れるお前が寒いか。
河:そりゃ照れもするでしょ!
78.恋人以外ともエッチしてもいいと思う?
河:ダメダメ!絶対ダメだって!
五:いいわけないよ。
河:そう!いいわけない!それは恋人だけじゃなきゃダメ!
五:ていうかそれをいいって思う人って、そういう行為は別物だと思ってんのかな。
河:そ、そうなのかなー・・・。でも、絶対別物じゃないよね。だってもう、そんなことしたら、浮気だよ。
五:そもそもしたいとも思わないしね。
79.SMとかに興味はある?
河:えっ、えすえむ、かぁ・・・。
五:お前実はあるんじゃないの?
河:またそうやって俺を変態っぽいキャラにして!
五:いや単純にMだからさ。
河:単純じゃないよぜんぜん!別にしたくないよ!ていうかね、MだMだって言われるけど、別に痛いの好きとかじゃないし!
五:ふーん?俺もさすがに、そういうプレイっぽいことは興味ない。何よりめんどくさい。
河:出たよめんどくさがり。
五:なに?それじゃして欲しいの?
河:めめめめっそうもない!謹んでお断りします!
五:それに、別に俺も痛がってるの見て喜べる性質ではないし。
河:五関くんは正確にはSってよりか、いじわるって感じだよね。
80.突然相手が身体を求めてこなくなったらどうする?
河:ええー、ショック・・・。でも、そしたら俺から頑張って誘う!
五:じゃあ問題ないね。
河:いや問題はあるよ!そりゃ、俺からしようって言うのは別にいいけど、単純にもういやなのかなーって不安になるもん。
五:ああ、それを言うなら、逆にお前が言わなくなったら俺も不安になるかもね。
河:え、マジで?
五:うん。こんなこと言うとまた拗ねそうだけど、お前の場合好きになる時が全力な分、そうじゃなくなる時も一気な気がするっていうか。
河:・・・そんなこと、ないよ。
五:わかってるって。たとえの話。
河:俺、ずっと五関くんだよ。・・・五関くんじゃないとやだし、したくないもん。
五:わかったから。お前が俺のことめちゃくちゃ好きなのは知ってる。だからこの問いもありえないって話。
河:そうだよっ。
五:それに別に求められなかったらそれはそれで、俺からしかけたっていいわけだし。問題なし。
81.強姦をどう思いますか?
河:やっぱ、そういうのはあんま、よくないと思う。かわいそうじゃん。
五:まぁお世辞にも良いとは言えないよね。
河:そこにはやっぱ愛がないとさー。
五:じゃあ逆に愛がある場合はどうなの?
河:へ?愛がある場合・・・?
五:そう。好きなんだけど、なんらかの理由で無理矢理になっちゃった場合。
河:そ、それはー・・・どうだろ、やっぱ、よくないとは思うけど・・・でも事情によってはしょうがないのかなぁ・・・。ケースバイケースで!
五:適当だなー。
82.エッチでツライのは何?
河:んー・・・声をなかなか我慢できないこと、とか。
五:お前はほんとに声出るよね。
河:だって、出ちゃうんだもん・・・。
五:そこら辺も動物っぽい。
河:もう、止めてよ、恥ずかしいから!
五:まぁ、わかりやすくていいけど。
河:わかりやすいって・・・。
五:どこがどういいのか声でわかる。
河:・・・いたたまれない。
五:もう今更。俺は・・・翌日の寝不足が辛い。
河:めちゃくちゃリアルだね、それ。
五:やっぱり睡眠時間は大事だよ。
河:ていうかそれ言ったら俺はもっと辛いんだけどね!
83.今までエッチした場所で一番スリリングだったのはどこ?
河:そ、外、かな・・・。
五:あれはなかった、正直。
河:うん・・・ちょっとさすがにね・・・。
五:お前が我慢できないとか言うから。
河:だって五関くんがあんなチューするから・・・。
五:それだってお前がしたいって言ったんだろ。
河:そう、だけど、でもっ、俺が100%悪いとは言わせないからね!
五:俺もそうは言ってないけど。
河:・・・でも、なんか・・・変な感じだったかも。
五:・・・外が気に入ってる河合くんには申し訳ないけど、俺はちょっともう外は勘弁してもらいたいよ。
河:ちょ、気に入ったなんて言ってないから!
五:お前はなんていうか・・・さすが脱いだりはだけたりすんの好きなだけあるな、と俺はしみじみ思ったよ。
河:ちょーもう止めて止めて本気で俺やばい人みたいに聞こえる!誤解を招く!
84.受けの側からエッチに誘ったことはある?
河:んー、あるかな。
五:ていうかどっちかっていうとお前が誘う方が多いんじゃない?
河:だって、そうしないと五関くんしてくんないじゃん・・・。
五:俺が誘う前にお前が来るからだよ、それは。
河:えー!・・・じゃあ、少し我慢してみようかな。
五:いいけど、俺の方からいった場合は主導権、俺だから。
河:ええー・・・ていうか、俺からいった場合だって基本的にはそうじゃん・・・。
五:あんなのの比じゃないよ。
河:ええっ!ま、マジで・・・?アレの比じゃないって、どんだけ・・・。
五:お前に拒否権とかないから。
河:えーなにされんの俺っ!
五:まぁ、俺の好きなように?
河:・・・でも、ちょっと気になるかも、それ。
五:お前・・・ほんとにMなんだね。
河:そういう意味じゃなくて!
85.その時の攻めの反応は?
河:別にいつも通り、はいはいって相手してくれる感じ?
五:そうかな。
河:なんか俺ばっかがっついてるみたいで、ちょっとアレなんだけどさー。
五:でも俺だってしたくなきゃ相手しないよ。
河:そりゃわかってるけどさー。もっとこう、なんていうか・・・五関くんにもある程度こう・・・。
五:お前みたいにがっつけって?
河:俺みたいにとは言わないけどー。
五:でもお前、考えてみて。
河:へ?
五:俺ががっついてお前押し倒してガンガン脱いでって、ちょっとどうかと思うだろ。
河:ご、五関くんががっついて俺を押し倒してガンガン脱ぐ・・・。
五:ちょっと違うと思わない?
河:・・・・・・えー、なんか、いいかもー。
五:お前・・・ちょっと戻ってこい。
河:ちょっと新しいじゃん!やだそんな五関くん想像したらときめく!押し倒されたい!
五:バカ。
86.攻めが強姦したことはある?
河:ごっ・・・え、あ・・・。ど・・・どう、ですか・・・。
五:俺に振るんだ。
河:いやー・・・うーん・・・。
五:・・・まぁ、結果的にそれっぽいことになったことはあるよね。
河:いやでもっ、あれは別に強姦じゃないよ!愛あるし!
五:でも少なくともあの瞬間はお前嫌がってたもんね。
河:それはっ、なんかこう、ちょっとケンカっぽいことになってて俺も意地になってたし・・・っ!
五:当のお前にフォローされると微妙なんだけど。
河:だって五関くん、実はあれめっちゃ気にしてるでしょ・・・?
五:そりゃ、まぁ・・・。
河:気にしなくていいのに。
五:するなって方が無理、あれは。
87.その時の受けの反応は?
河:んー・・・。
五:お前の新たな一面を見た。
河:え、そう・・・?
五:声ほとんど出さないし、泣きもしないし、結構強いんだなーと。
河:あー・・・なんか、うん、流されたらダメだって、ちょっとなんか意固地になってたかも・・・。
五:お前が動物っぽくなかった瞬間。
河:あはっ、なにそれ。
五:ちゃんと気持ちが伴わないとダメな奴なんだなと思って。
河:ん・・・あの時はさ、五関くんもなんか、ちょっと違ったもん。
五:・・・そうかもね。
88.「エッチの相手にするなら・・・」という理想像はある?
河:理想かぁ・・・。でも正直、そんな経験あるわけじゃないし、よくわかんないなー。
五:あんま経験ないからこその理想像ってあるんじゃない?
河:んー・・・じゃあ、ちゃんと俺のこと見てくれる人。
五:見てくれる?
河:うん。どんな俺でも、見てくれる人。
五:・・・理想が高いんだか低いんだかよくわかんないね、それ。
河:俺的にはめっちゃ高いよこれ。
五:そうなんだ?じゃあ、そういう相手がここにいてよかったね。
河:あはっ!自分で言ったよー。
五:無駄な謙遜はしないから、俺。
河:五関くんはー?
五:俺?そうだなー・・・飽きない奴。
河:飽きない?
五:うん。そう。
河:それは、何回しても、とか、そういう意味で?
五:まぁ、諸々?
河:・・・じゃあ、俺は飽きられないように頑張らないといけないわけかー。
五:あれ、そこは「じゃあ俺しかいないじゃん!」とはならないの?
河:・・・・・・じゃあ俺しかいないじゃんっ!
五:おっそ。
89.相手は理想にかなってる?
河:どうやらそうらしいですー、って本人が言ってるから!
五:その言い方だと俺の自意識過剰みたいなんだけど。
河:あははっ。うそ、めっちゃ理想。ていうかもう五関くんしか考えらんない。
五:それはよかった。俺も、飽きないって意味では理想なんじゃないかな。
河:えーその一点のみなのー?
五:それが重要なんだよ。
90.エッチに小道具を使う?
河:そういうのは、今のとこ・・・特には・・・ねぇ?
五:使いたいなら善処するけど。
河:いやっなんか怖いからいい!
五:まぁ俺自身あんまそういうの使いたいと思わないんだけど。自分で触りたいし。
河:そういや五関くん意外と触りたがるもんねー。
五:でもやたらと勧められたりするから、考えなくもないけど。
河:勧められるって、誰に!?
五:や、それは相手の名誉のために一応伏せとく。
河:何が名誉だよちょっと教えろよ誰だよ!
五:いやいやそれは口が裂けても言えないよ。
河:また面白がってるだろっていうかどうせ北山とかその辺でしょ!
五:いやいやいや。
91.貴方の「はじめて」は何歳の時?
河:・・・これ、言わないとダメ?
五:言いたくないの?
河:だって、なんかさぁ・・・。
五:なに。
河:色々苦い想い出があるっていうか・・・。
五:へぇ。でも別にはじめてについて詳細に語れって言ってるわけじゃないんだし、何歳かだけ言っとけばいいじゃん。
河:ん・・・・・・16歳の時。
五:なんだ、意外と早い。
河:・・・だって、その後五関くんとつき合ってのに、その後なわけないじゃん。
五:あー、それもそうか。
河:ていうか、その時点で既に五関くん好きだったし・・・だから色々苦い想い出なの。
五:・・・ああ、なるほど。なんとなくわかった気がする。
河:そういう五関くんはー?
五:俺は、17歳だったかな。
河:そうなんだー・・・。どうだった?
五:どうだったってなに。
河:や、なんか気になって。
五:綺麗な人だったよ。
河:年上かよ!
五:お前もそうだろ。
河:あ、うん、そうだけど・・・・・・って、なんでわかんの!
五:なんとなく。
92.それは今の相手?
河:違いまーす。・・・ていうか待って、いまさらだけど「はじめて」って、俺の場合もしかしてそっちの意味なの?
五:あ、そうかもね。
河:えー・・・そ、それなら、五関くんだけど・・・。
五:やっぱそうなんだ。
河:知ってるでしょ!
五:俺は違うけど、男相手って意味なら河合が初めてだよ。
河:・・・あ、そうなんだ。
五:お前こそ知ってるだろ。
河:いやわかんないよ!俺の立場からしたら、五関くんが男も初めてかどうかなんてわかんない!むしろ妙に慣れてるからもしかしたらって思ってたし!
五:バカ。俺そういう趣味別にないから。
河:だって五関くん昔から男にも普通にモテてたじゃん・・・!
五:気持ち悪いこと言うなよ。あれはそういうんじゃないから。それに、それを言うならお前だってそうじゃん。
93.どこにキスされるのが一番好き?
河:んー、どこでも好きだけど、やっぱ唇が一番いいかなぁ。気持ちいいし。
五:お前キス自体好きだよね。
河:うん。なんか愛感じるの。・・・あっ、でも待って!
五:なに?
河:唇もいいけど・・・あの、たまーに五関くんがさ、あのー、手の甲にさ、してくれる時あるじゃん。最中とか。
五:ああ・・・うん。それが好きなの?
河:うん、なんか、気持ちいいってよりか、幸せな気分になるっていうか。
五:確かにあれすると、ふにゃふにゃになるよね、お前。
河:ふ、ふにゃふにゃ?
五:ふにゃふにゃ。
河:えー、そうなんだ・・・。
五:俺はどこっていうのは特にないけど・・・まぁ、唇なのかな。
河:気持ちいい?
五:うん、お前下唇が柔らかいから。
河:そっかー。
五:・・・なんで嬉しそうなの?
河:えー、そりゃ気持ちいいって言って貰えたら嬉しいよ。
94.どこにキスするのが一番好き?
河:んー・・・唇はもちろんだけど、鎖骨とか?
五:鎖骨?なにそのマニアックなの。
河:五関くんの鎖骨好きなの!
五:鎖骨好きって言われてもあんま喜べないんだけど。
河:いや五関くんの鎖骨は誇っていいよ!格好いいよ!俺あんなしっかりしてないもん鎖骨!
五:鎖骨語られてもね・・・。俺は、首とかかな。
河:あー、そういやよく首にチューされる気がする。
五:反応がいいんだよ。
河:そうなのかなぁ・・・。
五:ぶっちゃけお前の性感帯は首と耳だから。
河:そんなのぶっちゃけないで!
95.エッチ中に相手が一番喜ぶことは何?
河:えー?喜ぶこと・・・。うーん・・・。
五:わかんない?
河:いや、んー・・・意外と、さ?
五:ん?
河:呼ぶと、喜んでない?
五:名前をってこと?
河:うん・・・俺はそんな気がするんだけど。
五:・・・お前、俺のこと呼びすぎだから。
河:あ、うん、なんか、つい呼んじゃうんだよね・・・。
五:好きだけどね。
河:あ、やっぱそうなんだー。
五:お前は、頭撫でると喜ぶ。それは最中だけの話じゃないんだけど。
河:うん、頭撫でられんの好き。・・・あ、また動物っぽいとか思ってるでしょ?
五:猫みたい。
河:ねこ?
五:うん、飼い猫。
96.エッチの時、何を考えてる?
河:なにって、そんな色々考えてる余裕もないけど、言ったら五関くんのことかなぁ。
五:それ以外のこと考えられてもあんま面白くないよね。
河:だから、余裕ないって。ていうかそんな余裕も与えてくれないでしょ。
五:お前に余裕を与えるとろくなことにならないっていうのが俺の教訓だから。
河:な、なにそれ。
五:あれ、これも説明した方がいい?長くなるけど。
河:・・・やっぱいい。五関くんは?
五:俺も基本的にはお前のことかな。ていうか、お前に集中しないと無理。
河:無理って、なにがー。
五:油断すると食われる。
河:またそんな人をケダモノみたいにさぁ・・・。
五:ちょっとでも手を抜くと頭からぱっくりとね。
河:・・・でも五関くんは手抜いたりしないから、大丈夫だよ?
五:それはよかった。
97.一晩に何回くらいやる?
河:せいぜい一回か二回、だよね。
五:あんまりやると翌日の仕事に響くし。
河:そうそう、アクロバットにリアルに響くんだ、あれが・・・。
五:特にお前はね。
河:一回バク転の着地失敗したからね、腰に響いて。
98.エッチの時、服は自分で脱ぐ? 脱がせてもらう?
河:自分で脱ぐかなー。
五:ていうかお前は勢いよく脱ぎすぎ。
河:えー、だってさー。
五:もういっそ情緒なさすぎ。
河:情緒って!なに、五関くん意外と恥じらったりしてほしいタイプなの?
五:ていうか・・・あそこまで勢いよくいかれると、さすがに引く。
河:えっ!うそ引かれてんの!?
五:ま、引いてるのは冗談だけど。
河:でもちょっと不満なんだー・・・。
五:けど俺が脱がせるのはどうせ嫌がるだろうから、いいよ。
河:え、別に嫌じゃないよ?ただ、待ってるのが緊張しちゃうっていうか・・・。
五:そう、自分で脱ぐのはいいくせに、脱がされんのは駄目なんだから変わってるよ。
河:だからダメではないってー・・・。
五:あと、俺もまぁ自分で脱ぐかな。
河:ていうか五関くんはそもそもあんま脱がなくない?
五:あ、そうかも。
河:なんか俺ばっかでずるいんだよね。
五:いいじゃん。俺は脱がなくてもできるし。
河:俺ばっかってなんかやなの!
99.貴方にとってエッチとは?
河:んー・・・五関くんの一番近くにいくために、すること。
五:相手の存在をこの手で確かめること。
100.相手に一言どうぞ
河:お疲れ様っ!
五:そっちもね。
河:これからもよろしく!
五:はい、よろしく。
長かったーー。
ここまで読んで下さった方もお疲れ様でした!
五河についてあれこれ深く考えたり、自分的五河感をあれこれ出せたりして楽しかったです。
これを元にしてまた色々話もちょこちょこ書いていこうかな〜と。
(2007.3.23)
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