SUMMER SPECIAL2005 【Magical Summer】


毎年夏に恒例の舞台サマースペシャル、その2005年夏に行われたマジカルサマーのおおまかなキャスティングとあらすじです。
舞台をご覧になっていない方はこちらを読んでおいていただけるとだいたいは判るんじゃないかなぁ、という感じで。
趣味で三馬鹿に偏ってます。そして本当に適当です。


【キャスティング】

横山裕:エミリア(クインス)
アセンズ国の摂政アントーニオ公爵の母であり、マーガレット姫の乳母。
女装しているだけで実は男(実名はクインス)で、昔アセンズで先王に仕えていたが謀反の疑いをかけられて失脚。
その頃はアセンズ一の策士かつ剣士と謳われた程の実力を持つ。
しかし結果として国を追われ、その恨みから息子のアントーニオと共にアセンズを乗っ取ろうと企む。
常に冷静で鉄面皮を崩さない知略家。

村上信五:アントーニオ
アセンズ国の摂政でエミリア(クインス)の息子。
エミリア(クインス)の野望を幼い頃からすり込まれてきたせいか、それに疑問を持つどころか率先してその手となり足となる。
母(父)を心から慕い、尊敬し、信頼し、常に従順。やることなすこと全てが母(父)のため。
エミリア(クインス)以外には基本的に自己中心的で冷酷。

渋谷すばる:ギルデンスターン(クローディオ)
アントーニオの腹心となって任務を遂行する出自不明の謎の男。
常に言葉少なにエミリア・アントーニオ親子に付き従う。
けれどその正体は10年前親子に国を追われ生死不明だった、アセンズの第一王位継承者であるクローディオ王子。
敵である親子の懐に敢えて潜り込むことで祖国奪還の機を狙う。
沈着冷静だが内には常に熱いものを秘め、次代の王としての責任感が強い。

錦戸亮:直樹
現代日本から500年前の世界、ホープランドの森に恋人の桃と共に迷い込んできた青年。
親に恋人との結婚を反対され逃げるようにアセンズにやってきたが、クローディオの「逃げてばかりで幸せは掴めない」という言葉に感化されて自分と向き合う。
典型的なお坊ちゃんでいい加減でツメの甘い性格だが、根は善良でここぞという時の根性はある。

丸山隆平:シートン
アセンズ国の兵士。マーガレット姫付きの近衛兵。
姫を昔から密かに慕っていたのが高じて、本来は男であるが今では女として周りには通している。
妙なオカマ言葉を使い憎めないキャラだが、その実二刀流の使い手であり腕は立つ。
本来は男らしく優しく思いやりがある。

安田章大:コンフィティ
アセンズに隣接したホープランドの森に棲む妖精。
好奇心旺盛で常に善きもの・恋するものたちの味方。花の力を借りた恋の魔法を得意とする。
常にエルフィンと行動を共にしている。
強気でしっかり者。

大倉忠義:エルフィン
コンフィティと同じくホープランドの森の妖精。
やはり恋の魔法を得意とするが、最近花粉症を煩っているせいか魔法の成功率がかなり低い。
そのせいで直樹と桃、アルバニーとマーガレット姫という2組の恋人達を引っかき回すことになる。
のんびりおっとりぼんやり。

中間淳太(関西ジュニア):アルバニー
アセンズ国の一兵士。マーガレット姫とは密かに恋仲。
若いながら忠誠心に溢れているため、逆に公爵との婚儀当日に姫を攫ってきてしまったことを気にしている。
しかしそれ以上の深い愛情から全身全霊で姫を守ろうとする。
正義感に溢れた少しお堅く誠実な若者。


【あらすじ】
お金持ちのお坊ちゃんである現代の青年直樹が桃という彼女との交際を、身分違いを理由に親から反対されて駆け落ちしてしまいました。
その途中に迷い込んだ森で疲れて一晩眠ったら何故か500年前の世界に迷い込んでしまい、そこはホープランドの森と呼ばれる所でアセンズという国が隣にあります。
直樹と桃が迷い込んできた時、ちょうどアセンズ国のマーガレット姫とそこの一兵士アルバニーが駆け落ちしてやってきます。
アセンズ国は先王が亡くなってからというもの、姫の乳母であるエミリアとその息子であるアントーニオによって牛耳られていました。
そして亡き先王の意志により、姫の兄であるクローディオが20歳になり王位を継ぐか、姫が18歳になり結婚した相手が王位を継ぐかのどちらかが王位継承の条件とされていました。
しかしクローディオ王子は10年前に行方不明になっていたので、必然的にマーガレット姫と結婚した相手が王位を継ぐことに。
そこで公爵と姫が結婚することになったのですが、式の当日姫は密かに想いを寄せていたアルバニーと駆け落ち同然で森に逃げてきてしまったのでした。
(中略)・・・そして、ホープランドの森の妖精コンフィティエルフィンが、直樹と桃、マーガレット姫とアルバニーの2組のカップル+姫の近衛兵シートンの5人を魔法で引っかき回した挙げ句、公爵親子や腹心ギルデンスターンが絡んできて、結局ギルデンスターンが実は10年前に行方不明になっていた(実は公爵親子に国を追われた)クローディオ王子だということが判明。
クローディオ達に追い詰められた結果、エミリアは自分が本当は男であり、昔先王に謀反の疑いをかけられたことによって失脚したクインスであることを打ち明けたのでした。
自らの罪を悔いるクインスは殺すなら息子ではなく自分を、と首を差し出しますがクローディオは親子を赦します。
そして国を去ろうとする親子にクローディオは国に残って王位を継ぐ自分を助けて欲しいと言い渡したのでした。

・・・と、そんな感じの三馬鹿萌え舞台です(独断と偏見)。
とりあえず息子が母上(父上)大好き過ぎるのと、クローディオ王子を交えた複雑な愛憎渦巻く関係が萌えですよ、と。
それをフィーチャリングしていく半オリジナル連載です。オフィシャル設定+独自の捏造設定も満載なのでご注意下さい。






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